株式会社を始めるフローをまとめました。
事業内容を決める
すでに個人事業主として何らかの事業を運用している場合や、今働いている会社から仕事内容が同じ状態で独立するというケースであれば事業内容を決める必要はありません。しかし、これから株式会社を0から設立して事業を運営していく場合は、事業内容を決める必要があります。
資本金の決定
事業内容が決まったら、資本金を決めます。資本金を1000万円以上にする場合は、消費税の支払いに関して考慮する必要があります。資本金は、会社の規模を取引先や会社の従業員に示すために重要な金額となります。
会社名を決める
事業内容を明確にしたら、会社名を決めます。会社名は、ホームページを作ったときに競合他社と同じだとGoogleの検索結果で上位表示されにくいこともあるため、他社とかぶりにくいものにするのがおすすめです。
オフィスを選択する
会社の住所を登記(法務局に住所を登録)する必要があるため、オフィスとして利用する住所を決定します。自宅をオフィスとして兼用する場合は、新しくオフィスを契約する必要はありません。
オフィスを新しく契約する場合は、以下のいずれかのオフィスを契約します。
- 個室のレンタルオフィス
- 共用のシェアオフィス
- 住所情報だけを借りる、バーチャルオフィス
個室のレンタルオフィス
いわゆる”オフィス”や”事務所”と呼ばれるものです。オフィス用のデスクやチェア(椅子)を設置してパソコンを持ち込むなどして使う空間です。実際に使える場所(空間)が存在するため、シェアオフィス・バーチャルオフィスと比較して銀行から信用を得やすいオフィスです。
共用のシェアオフィス
ワンフロア全体などを貸し切ってオフィススペースとして使うのがシェアオフィスです。一つの住所に様々な会社が登記して使います。
住所だけのバーチャルオフィス
登記するためだけの住所情報を貸し出しているオフィスです。
実際に法務局に株式会社を登記する
ここまで会社の設立に関して内容が明確になったら、税理士や司法書士の方に会社設立を依頼するとスムーズに会社の設立を行うことが可能です。株式会社の設立についての行政手続きなどのより詳細は下記リンクでまとめています。