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【SEO対策】HTMLタグの使い方
SEO対策に有効だとされているHTMLタグを紹介します。適切にHTMLタグを使いこなすことで検索順位を上げましょう。HTMLタグはHTMLで作られたサイトだけでなく、WordPressでサイト制作をした際にも必須の知識になります。
SEO対策とは
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトが検索された時に検索結果で上位表示されるよう対策することを言います。
SEO対策についての詳細はこちらで紹介しています。
metaタグ
metaタグはhtmlページの<head>~</head>の間に記述して、ページの付加情報を記述するタグです。SEO対策に有効なのは「keyword」と「description」です。
- title(メタタイトル):
記事のタイトル情報を表すタグ。 - meta description(メタディスクリプション):
記事の内容を120文字程度でまとめた概要についてのタグ - meta keyword(メタキーワード):
記事で扱う5つ程度のキーワードについてのタグ
titleタグは、サイトのタイトルを示すタグです。WordPressで制作されたサイトであれば、ページのタイトルがtitleタグになります。titleタグに設定したタイトルはブラウザのタグや検索結果一覧にも表示され、Googleのクローラーが検索順位を決めるために重要な役割を果たします。
descriptionは、記事の内容を説明するタグです。titleタグ同様、Googleなどで検索された際に表示されます。
「meta description」についての記事はこちら。
keywordは、検索されても検索結果に表示されることはありませんが、検索された際に検索順位に影響を与えるとされています。Googleのアップデートによって、keywordタグの影響が高くなったり低くなったります。
hタグ
hタグは、ページ内の見出しとして使われるタグです。
h1~h6まで存在し、番号が大きくなるほど文字が小さくなります。
<h1>見出し</h1>などのようにhタグで文字を囲んで使います。
h1タグで作られた見出し
h6タグで作られた見出し
hタグの使い方としては、以下の例、h1~h4のように数字が大きくなっていく並びで利用するのが効果的です。
- <h1>題名</h1>
- <h2>大見出し</h2>
- <h3>中見出し</h3>
- <h4>小見出し</h4>
canonicalタグ
canonicalタグとは、検索エンジンに正しいURLを伝えるためのタグです。「URLの正規化」に用いられます。
複数のURLで同じ、またはほとんど同じコンテンツが表示された場合、検索エンジンは重複ページも別ページと認識してしまい、その結果SEOの評価が分散します。そういったSEO対策上マイナスになりうる評価を回避するためにcanonicalタグが使われます。
<link rel=”canonical” href=”https://www.websitefactory.jp”>
canonicalタグが使われるケースは以下です。
・同じサイトで「httpとhttps」や「wwwありとなし」が混在している
・同じ商品でサイズや色ごとにURLが異なる場合
・PCとスマートフォンでURLが異なる場合
・301リダイレクトの設定ができないサーバーを使っている場合
リストタグ
リストタグは箇条書きをするときに使用します。リストタグを使用することによって通常の段落よりも重要なキーワードだと検索エンジンが評価する場合があります。
<ul>
<li>リンゴ</li>
<li>バナナ</li>
<li>ミカン</li>
</ul>
<ol>
<li>リンゴ</li>
<li>バナナ</li>
<li>ミカン</li>
</ol>
画像のalt
画像について説明するaltタグを使いましょう。以下の例のように画像をブログなどに使用する際は説明があるとSEO対策に効果的です。
例
<img src="image.jpg" alt="画像についての説明" width="500" height="300">
まとめ
HTMLタグの正しい活用は、HTMLでサイトを構築した時だけでなく、WordPressでサイトを制作した際にも必要になる知識です。正しく活用することでSEO対策をしましょう。