パソコンをもっていなくても、スマートフォンでYouTubeやネットサーフィンが可能な昨今ですが、そんな中でもパソコンを持っていた方がいい理由をまとめました。
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ディスプレイサイズによる情報量の違い
スマートフォンを携帯電話だと考えている人もいることかと思います。しかし、実際にはスマートフォンは小型の電話回線が使えるコンピュータです。同じコンピュータでも、画面が小さく持ち運びやすいスマートフォンと、持ち運びには向いていないが画面の大きいパソコンとでは視認できる情報量に大きな違いがあります。
スマートフォンのみだと、小さな限られた画面での情報収集・作業しか行うことができませんが、パソコンのような大きな画面があれば、幾分情報量が変化します。
OSの違い
スマートフォンに使われているOSと、パソコンに使われているOSは全く異なります。AndroidスマートフォンにはAndroidが、iPhoneにはiOSがインストールされていますが、WindowsにはWindows、MacにはMacOSがインストールされています。
このOSの違いは、操作性だけでなく、使えるアプリの違いなど影響は様々です。OSによって使えるアプリが異なることからパソコンではできてもスマートフォンではできないことなど差がつきます。特にエクセルや会計ソフトなど、パソコンでなくてはできないことがあり、かつ、スマートフォンだと画面も小さく物理ボタンがないことから操作しにくく、パソコンがあった方が便利だということもしばしばあります。
また、動画の編集などでスマートフォンでは機能が制限されてしまっていても、パソコンだと字幕の操作やカット、BGMの編集など様々な機能が使えるというケースもあります。
スマホにできなくてパソコンでできること
スマートフォンではできなくて、パソコンでできることは以下です。
- ホームページの作成など
- 一部の高度な動画編集
- エクセルや会計ソフトなどでの処理
- アプリの開発
- パソコン向けゲーム
- 他
ホームページの作成
筆者が存じ上げていないだけで、スマートフォンでもホームページの作成が可能なアプリが存在しているかもしれません。しかし、ホームページを作成する際に、「画像の編集」や「文字の装飾」「表の挿入」といった作業が必要になった際に、これらの作業をスマートフォンで行うのはそもそも不可能であったり、仮にできたとしてもパソコンよりも作業効率が悪いということがほとんどです。
ホームページの作成がスマートフォンで行うことが可能であったとしても、利便性などの面でパソコンからホームページを作成した方が便利だと言えます。
高度な動画編集
iPhoneにあらかじめインストールされている動画編集アプリなどを使用すれば、スマートフォンでも動画の編集を行うことは可能です。しかし、字幕を大量に入れたり、カットを頻繁に行ったり、エフェクトを追加したりといった作業をスマートフォンで行うのは困難であったり、作業が行いにくかったりということが考えられます。ホームページの作成同様、動画の編集もパソコンで行うほうが便利であると言えます。
エクセルや会計ソフトなどの使用
家計簿などをノートとペンを使って付けている場合にはぜひともパソコンの購入がおすすめです。スマートフォンでもそういった会計ソフトを使用することはできますが、スマートフォンではマウスを使用することができないので、やはり、会計ソフトが使いにくくなってしまいます。もちろんスマートフォンでもできないことはありませんが、パソコンと比べて物理的に画面が小さいことや、操作可能な範囲が狭いことから、パソコンの方が便利です。
アプリの開発
iPhoneでiPhoneアプリの開発ができれば便利です。しかし、実際にはiPhoneでiPhoneアプリの開発はできず、パソコンが必要です。商売的にパソコンを売り込むためにアプリの開発をパソコンからしかできないようにしているという事情もあるかもしれませんが、アプリの開発にはCPUなどに負荷がかかり、スマートフォンでは難しいということが考えられます。商用目的でなくとも、個人で必要である場合や、便利なアプリが欲しいと考えた際にアプリの開発を行うにはパソコンが必要です。なお、iPhoneアプリはMacから開発します。
パソコン向けゲーム
パソコンでのプレイ専用に作られた凝ったゲームがあるということを、普段プレイステーションやSwitchでしか遊ばない人には理解できないでしょう。Steamなどのサイトでは、パソコン専用の有料ゲームが複数配信されており、ゲームを新しく趣味として始めたい方にパソコンの購入はおすすめです。
パソコンがあった方が便利なケース
スマートフォンとパソコンの違いは、画面が大きいか、小さいか、ということもそうですが、スマートフォンは操作が「電源ボタン」「音量ボタン」「タッチ操作」がほとんどであり、アプリの操作をほぼすべて「タッチ操作」で行う関係上、一部のアプリはスマートフォンで操作するのに向いていません。
パソコンを使う最大の強みは、「画面が大きく」「タッチ操作ではなく物理ボタンによる操作」であるということです。パソコンがあった方が便利なケースは以下です。
- スマートフォンより大きい画面で動画を鑑賞したい
- エクセルなどに大量に数字を打ち込む
- エクセルなどでクリックやドラッグアンドドロップなどの操作を行う
- ホームページやブログなどを管理する
- アプリの開発を行う
- 他
スマートフォンはパソコンの性能をかなり抑えた小型の持ち運び可能なPCです。パソコンではできる、エクセルなどの表計算ソフトの利用や、アプリの開発、ホームページ制作などを行うことはスマートフォンではできない、もしくは向いていないと言えます。パソコンがあることで、スマートフォンではできない作業を行うことができるようになり、生活がより便利になることがあります。
おすすめのパソコン
パソコンを持っていない人向けのパソコンをまとめました。
ノートパソコン VS デスクトップパソコン、おすすめはどちらか
ノートパソコン、デスクトップパソコンの特徴、メリットデメリットについてまとめます。
ノートパソコン | デスクトップパソコン | |
カスタマイズ性 | △ | 〇 |
排熱性 | △ | 〇 |
持ち運び | 〇 | × |
操作性 | △ | 〇 |
耐用年数 | △ | 〇 |
一般的には持ち運ぶ予定ある場合や、屋内でパソコンを使う部屋や位置を頻繁に変える場合にはノートパソコン、そうでない場合にデスクトップパソコンを購入します。デスクトップパソコンは、持ち運べない代わりに、ディスプレイ・キーボードのカスタマイズがノートパソコンと違って自由になります。より快適な作業環境を追求したい場合にはデスクトップパソコンがおすすめです。デスクトップパソコンは、ケースにCPUやSSDなどの物理的部品を入れ、ファンで冷却するためノートパソコンと比べて排熱性に優れており、ノートパソコンよりハイスペックなパソコンが使いやすくなるなどののメリットがあります。
Windows VS Mac、どちらがおすすめか
WindowsとMacの違いは、マイクロソフトオフィスの利便性や、iPhoneと連携が可能であるか、iPhone向けアプリの開発が可能であるかなどです。
おすすめのエントリーモデルのWindowsパソコン
初めてWindowsパソコンを購入する場合におすすめのモデルをまとめました。
ノートパソコンWindows
おすすめのノートパソコンWindowsは、Windowsを開発しているMicrosoft社が開発・販売している「Surface(サーフェイス)」です。
Surface
Windowsを開発している会社が作っていることから、信頼が高く、使いやすく設計されていることが特徴です。Windowsを始めて使う際はSurfaceの購入がおすすめです。
デスクトップWindows
おすすめのデスクトップWindowsパソコンは「dell」製のものです。
dell Windowsパソコン
dellは、BTO(Build to Order)を行っているパソコンメーカーです。他のデスクトップWindowsパソコンメーカーと比べて価格が安いことが特徴です。サポートもしっかりしている上で価格も抑えられているので、はじめてデスクトップのWindowsを購入する際はdellがおすすめです。
おすすめのエントリーモデルMac
おすすめのエントリーモデルMacについてまとめました。
MacBookAirシリーズ
MacBookは、Macのノートパソコンです。中でもMacBookAirは、MacBookProのエントリーモデルで、筐体が軽く、薄いため持ち運びやすく、価格も抑えられたエントリーモデルのノートパソコンMacです。
M1 MacBookAir
2022年7月の価格で、134,800円(税込)から購入することが可能です。搭載されているM1と呼ばれるCPUは、エントリーモデルのノートパソコンとしては破格の性能をしており、発熱も少なく省電力性・処理能力に極めて優れ、とても13万円程度で購入可能なパソコンに搭載されているCPUとは思えない性能をしています。エントリーモデルのノートパソコンMacとしてM1はかなりおすすめです。
iMacシリーズ
ディスプレイとCPUなどの本体部分が一体化しているMacです。
M1 iMac 24インチモデル
Windowsのデスクトップパソコンを購入すると、パソコンの本体、ディスプレイ、キーボード、マウス、トラックパッドなどと周辺機器でデスク回りが散らかってしまいますが、iMacはディスプレイと本体が一体化しているということや、付属品としてキーボート・マウスがあらかじめ付属していることなどから利便性の高いデスクトップとなっています。
iMacには24インチの他に、27インチモデルが存在します。
iMac 27インチモデル
まとめ
パソコンを持っていないと、エクセルなどの表計算ソフトの使用や、アプリの開発など様々な機能が使えません。パソコンを購入することで表ケインさんソフトなどの利用が可能になる他、YouTubeでゲーム動画の視聴などをする際に大画面で動画を楽しむことができるようになります。
初めてパソコンを購入する際はこの記事でも紹介しているエントリーモデルに位置図けられているパソコンの購入がおすすめです。