Appleは既存のApple製品の価格改定を2022年7月1日より行いました。この記事では、旧価格と新価格についてまとめ、Apple製品の値上げの原因と、値上げがいつまで続くのかということについて考察します。
Contents
値上げされたApple製品まとめ
Appleは、「iPhone」「iPad」「Apple Watch」の値上げを行いました。
iPhoneシリーズ
新価格(7月1日から) | 旧価格(6月30日まで) | |
---|---|---|
iPhone13 mini | 99,800円~ | 86,800円~ |
iPhone13 | 117,800円~ | 98,800円~ |
iPhone13 Pro | 144,800円~ | 122,800円~ |
iPhone13 Pro Max | 159,800円~ | 134,800円~ |
iPhone12 mini | 87,800円~ | 69,800円~ |
iPhone12 | 102,800円~ | 86,800円~ |
iPhone SE(第3世代) | 62,800円~ | 57,800円~ |
iPadシリーズ
新価格(7月1日から) | 旧価格(6月30日まで) | |
iPad(第9世代) | 49,800円~ | 39,800円~ |
iPad Air(第5世代) | 84,800円~ | 74,800円~ |
iPad mini(第6世代) | 72,800円~ | 59,800円~ |
iPad Pro(11インチ) | 117,800円~ | 94,800円~ |
iPad Pro(12.9インチ) | 159,800円~ | 129,800円~ |
Apple Watchシリーズ
新価格(7月1日から) | 旧価格(6月30日まで) | |
Apple Watch Series 7 | 58,800円~ | 48,800円~ |
Apple Watch Series SE | 40,800円~ | 32,800円~ |
Apple Watch Series 3 | 28,800円~ | 22,800円~ |
AirPodsシリーズ
新価格(7月1日から) | 旧価格(6月30日まで) | |
AirPods第2世代 | 19,800円 | 16,800円 |
AirPods第3世代 | 27,800円 | 23,800円 |
AirPods Pro | 38,800円 | 30,580円 |
AirPods Max | 84,800円 | 67,980円 |
これらの製品の他にもApple Pencilなどが値上げされている。
値上げの原因
Apple製品の値上げの原因は、以下の2点です。
- 円安
- 半導体の不足
円安
ドルの価値が高く、円の価値が安くなっている状態です。例えば、1ドル100円だと、アメリカで1,000ドルの製品は日本円で10万円で買うことができますが、1ドル140円だと、14万円で買うことになります。今の日本は円安のため、Apple製品が円安に対応して値上げをしています。
半導体の不足
半導体はiPhoneなどのCPUに使われていますが、2022年現在、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスに伴うリモートワークの普及など、様々な要因によって不足しています。
半導体の需要に対して、供給が追い付いていないことも値上げにつながっている可能性がありますが、多くのメディアは半導体の不足は今回の値上げと関係がないと考えています。
値上げはいつまで続くのか
値上げには、「円安」「半導体の不足」が関係するため、これらが改善されれば元の価格に改訂される可能性があります。
円安がいつまで続くのかという見通しについては、下記の記事が参考になります。
伊予銀行の記事によると、以下のような記述があります。
為替相場が円高ドル安方向に転じるのは、早くても2022年(令和4年)秋以降と見られています。FRBは、数回にわたる金利引き上げを検討しています。2022年(令和4年)秋頃には、景気に対して中立的な「中立金利」の水準に達する見込みです。その後は利上げも緩やかになり、徐々に円安に歯止めがかかるでしょう。
022年(令和4年)為替予想!円安はいつまで続く?原因や今後の見通しを解説 – 伊予銀行
Apple製品の価格改定は円安に歯止めがかかったあとになるので、2022年秋以降までは値上げが続く可能性があります。
半導体の不足がいつまで続くのかということについては下記の記事がおすすめです。
半導体の不足についても以下のような言及が確認できます。
では、今回の半導体不足はいつまで続くと予想されているのでしょうか。2022年2月現在では、2022年中には解消されるか、不足感が和らいでいくという意見が多数派となっています。
半導体不足はいつまで続く?
円安、半導体不足の2点を考慮すると、2022年末ごろまで現状の価格が続くのではないでしょうか。
まとめ
Apple製品の値上げと、値上げの原因、値上げがいつまで続くのかということについてまとめました。値上げは当面続くので、必要なApple製品は購入しましょう。