ストレージについての概要をまとめました。
Contents
ストレージとは
ストレージは、コンピュータのデータを保存するために使われるパーツです。
メモリとの違い
メモリは、CPUやGPUが動作するときに、一時的にデータを保存するパーツです。メモリについての詳細は以下の記事でまとめています。
ストレージ容量の単位について
ストレージ容量の単位は、「B(バイト)」が使われます。2の10乗である、1024ごとに単位が区切られ、「KB(キロバイト)」「MB(メガバイト)」「TB(テラバイト)」と単位が繰り上げられます。
iPhoneやパソコンなどのストレージ容量が128、256、512などとなっているのは、この2の乗数が関係しています。例えば、512は2を9乗したージ容量が128、256、512などとなっているのは、この2の乗数が関係しています。例えば、512は2を9乗した値です。
コンピュータは計算処理をより最適化させるために2進数が使われています。そういった関係から2の乗数単位で数値を区切っています。
iCloudなどのクラウドサービス
iCloudなどのクラウドサービスは、インターネットにつながっているサーバーにデータを保存して、いつでもiPhoneなどのデバイスからデータにアクセスすることが可能になるサービスです。
クラウドサービスのメリット
クラウドサービスを利用するメリットは以下です。
- 外付けSSDなどのストレージ増設が不要になる
- 複数のデバイスで同一のデータ管理が可能になる
- 他
外付けSSDなど
Satechiなどが発売しているSSDやサンディスクのフラッシュメモリは、iPhoneやMac、Windowsなどのデバイスのストレージ容量を拡張することが可能です。大学生のレポートの保存や、会社のデータを持ち出す際など、様々な用途でフラッシュメモリなどのストレージが使われます。
ストレージの増設
Windowsの本体などに取り付けられているSSDやHDDを、今使っているものより容量の大きいストレージに交換することでストレージを増設することが可能です。iPhoneの場合は、購入時に決めたストレージを改造して増設することはできないため、購入時によく検討する必要があります。
おすすめのストレージブランド・メーカー
おすすめのストレージブランド・メーカーをまとめました。
SanDisk(サンディスク)
アメリカ合衆国に拠点を置く、フラッシュメモリメーカーです。Apple公式サイトでも製品の取り扱いのあるブランドです。
LaCie(ラシー)
フランスの会社です。SanDisk同様Apple公式サイトで製品の取り扱いのある、信頼できるブランドです。
オンラインストレージサービス
オンラインのストレージサービスをまとめました。
Google Drive
Google Driveは検索エンジンやYouTubeなどで知られるGoogleが提供しているオンラインストレージサービスです。Googleのサーバーにデータを保存し、任意のデバイスからデータを確認することが可能です。
iCloud
iCloudはApple社が提供しているオンラインストレージサービスです。Google Drive同様、Apple社のサーバーにデータを保存して、任意のAppleデバイスからデータにアクセスすることが可能になります。
Amazon Cloud Drive
Amazonが提供しているオンラインストレージサービスです。
OneDrive
Microsoft社が提供しているオンラインストレージサービスです。
Dropbox
無料でも使えるオンラインストレージサービスです。
まとめ
ストレージについての概要をまとめました。ストレージは、パソコンやスマートフォンなどのデータを保存しておくデバイスのことです。オンラインストレージサービスでは、サーバーにデータを保存して、インターネットにつながっている任意のデバイスからサーバーのデーターにアクセスすることが可能になります。オンラインストレージサービスにデータを保存することで、パソコンやスマートフォン本体に保存されるデータの容量を減らすことが可能です。ただし、オンラインストレージサービスは有料のものもあるため、適切なオンラインストレージサービスを活用しましょう。