CPUやGPUのメモリとは?ストレージとの違いなどまとめ

CPUやGPUのメモリについての概要をまとめました。

CPU・GPUの概要

CPUは、コンピュータの頭脳のようなパーツで、コンピュータでの計算処理を行います。GPUは、映像などのグラフィックの処理を行うコンピュータのパーツです。

メモリとは

メモリは、CPU・GPUがデータを一時的に処理するために使うことができるデータ容量を示したものです。メモリの数値が大きければ大きいほど、一時的に処理することができるデータの容量が大きいということになります。

ストレージとの違い

ストレージは、半永久的にデータを保存することのできるコンピュータの部品です。HDDやSSDなどは、データを半永久的に保存する機能を持ちます。それに対してメモリは、CPU・GPUがデータを処理するために一時的に使われる部分になります。

CPU・GPUの性能とメモリ

CPU・GPUの性能が高いと、メモリの容量がそれほど大きくなくとも軽快にコンピュータが動作しますが、メモリが大きければ大きいほど、性能の高いCPU・GPUがより最適化されます。CPU・GPUの性能が低いのに、メモリの容量だけ大きくても、それほどメリットを享受することができません。メモリの容量は大きければ大きいほど得で、メモリの容量は常に「大は小を兼ねる」と言えます。

パソコンのメモリの増設

Dellなどで購入したWindowsパソコンは、Amazonなどでメモリを購入し、パソコンをカスタマイズしてメモリの増設を行うことが可能です。

メモリ – Amazon

CPUの処理性能を上げたい場合にはメモリの増設を考慮に入れます。

スマートフォンのメモリ

メモリは、なにもコンピュータにのみ備わっている概念ではありません。スマートフォンにもメモリは存在し、スマートフォンのメモリもコンピュータと同様の機能をもちます。iPhoneのメモリは、購入時にあらかじめ決まっており、購入後に自身でカスタマイズしてメモリを増設することはできません。一般的にProモデルはメモリが多く、通常モデルはメモリが少なくなっている傾向にあります。最新のモデルほどメモリの容量が多いのも特徴です。

まとめ

メモリについての概要をまとめました。メモリはCPU・GPUの性能に直接影響を与えます。必要に応じて最適なメモリを選択しましょう。