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ウェブサイトを作る
ウェブサイトとは、ホームページなどのことを言います。会社やサービスなどについてのサイトは公式サイトと呼ばれます。
また、ウェブサイトには、コーポレートサイト、ECサイト、マッチングサイトなど、様々な種類が存在します。
ウェブサイトの作成にはパソコンが必要です。
ウェブサイトを公開するのに必要なもの
ウェブサイトを公開するには、以下のものが必要になります。
- サーバー
- ドメイン
- HTMLなどで作成したサイトのデータ
サーバーはインターネットに常時つながっているコンピュータで、ドメインはサイトの住所情報を表します。サーバーの詳細、ドメインの詳細については以下のページでまとめています。
サーバーやドメインをわかりやすく例えると
サーバーをわかりやすく例えると賃貸などの家で、ドメインをわかりやすく例えると住民票などの情報、サイトのデータをわかりやすく例えると言えの中の家具、といった具合で表現可能です。
これらの基本的に必要なものに加えて、自身でサイトを作成する場合、制作会社などに依頼してサイトを制作してもらう場合、別途必要なものを紹介します。
レンタルサーバー会社で、ドメインも同時に契約可能なことがほとんどです。レンタルサーバーの紹介は下記リンク先にまとめました。
自身でサイトを制作する場合
自身でサイトを制作する場合以下が必要です。
- パソコン
- ホームページの素材
- HTMLなどの知識
- Google Chrome・Visual Studio Codeなどの開発環境
- Illustratorなどの画像編集ソフト
制作会社・フリーランスに依頼する場合
制作会社・フリーランスに依頼する場合は以下が必要です。
- パソコン
- デザイン案
- ホームページの素材
- サイトを作る目的
ウェブサイトの作り方
ウェブサイトは以下の方法で制作します。
- HTML、CSS、JavaScript等を用いてサイトのデータを作り、そのデータをサーバにアップロードする
- CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使い、ホームページを制作する
- 制作会社、フリーランスに依頼して0からサイトを作ってもらう
どの方法でサイトを作成するべきかについては、作りたいサイトによって異なります。「ウェブサイトの種類」という見出しでどの方法でサイトを制作するべきかについて詳細を記述しています。
HTMLなどのプログラミング言語を使ってサイトを作る
HTMLとは、ハイパーテキストマークアップランゲージの頭文字です。HTMLは文字列を表示するために使われ、HTMLで表記した文字列をCSSで装飾し、JavaScriptでアニメーションなどの動きを付けます。
作ったサイトのデータはレンタルサーバーなどにアップロードすることでだれでも見られる状態にできます。レンタルサーバーではなく、自身でサーバーを立ち上げ、そこにHTMLで作ったサイトのデータを保存することでもサイトを誰でも見られる状態にできます。
HTMLで作るのに向いているサイト
HTMLで制作することに向いているサイトは次の通りです。
- ランディングページ(広告などで一番最初にアクセスするページ、集客用のページのこと)
- 名詞程度のサイト
- 更新の頻度が低いサイト
- あらかじめデザインされたテンプレートを使いたい場合
HTMLでサイトを作る方法
HTMLでサイトを構築する場合、HTMLテンプレートを使用することであらかじめデザインされたサイトを公開することができます。HTMLテンプレートでサイトを公開する場合、次の流れで行います。
- HTMLテンプレートをダウンロード
- HTMLテンプレートを編集
- HTMLテンプレートをサーバーにアップロード
HTMLの学習
HTMLを学習するには、タグの使い方を覚えるという方法の他に、実際に手を動かしてサイトの作成を行いましょう。HTMLでサイトを制作する場合、CSSの知識が必要になります。これは、HTMLのみでサイトを構築した場合、文字列のみのサイトになってしまうからです。
HTMLを使ってサイトを作る方法はこちらのページで紹介しています。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使う
CMSとは、コンテンツマネジメントシステムのことで、ホームページの制作管理を容易にするシステムです。WordPressはCMSの一例です。CMSは、HTMLのみで作られたサイトに比べて、サイトの構築・管理が容易だという特徴があります。
有名なCMS
有名なCMSとして次があげられます。(2021年11月時点のシェア順)WordPressのシェアが最も多いです。
- WordPress
- Shopify
- Joomla
- Wix
- 他
CMSでのサイトの作り方などについてはこちらのページでまとめています。
WordPressの概要
WordPressとは、無償で使えるオープンソースのコンテンツマネジメントシステムです。ホームページの制作管理を容易にします。WordPressは世界で最も使われているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。WordPressで制作するのに向いているサイトは次のようなサイトです。
- 更新の頻度が高いサイト
- ブログ
- 多機能なサイト
- ページ数の多いサイト
- ネットショップ
WordPressでサイトを構築する
WordPressでサイトを構築するには、サーバーが必要です。WordPressでサイトを構築する流れは次になります。
- サーバーを立ち上げる、もしくは、レンタルサーバーを契約する
- ドメインを決める
- サーバーにWordPressをインストールする
- WordPressの管理画面にログインし、サイトを構築する
WordPressでサーバーを構築する際は、まずレンタルサーバーを契約しましょう。お勧めのサーバーはエックスサーバーです。下記リンクからエックスサーバーにアクセスすることですぐにWordPressでサイトを構成できます。エックスサーバーの日本国内シェアは2021年11月時点でNo1です。
WordPressを運用する上で必要な知識
WordPressは、CMSですが、カスタマイズしたい箇所によっては次の知識が必要になります。
- HTMLタグ
- CSS
- PHP
- MySQL
また、これらの他に、カスタマイズしたい箇所をGoogle検索できる能力が必要です。例えば、WordPressにアニメーションを追加したい場合、「WordPress アニメーション追加」などと自身で検索することです。
WordPressに限った話ではありませんが、サイトは制作した後に、訪問者がいなくてはなりません。アクセス数を稼ぐためにSEO対策についての知識も必要になります。SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンにサイトを最適化させることを言います。
WordPressで作ったサイトに機能を追加するには
WordPressは、サイトをデザインした後、もしくはデザインしている際に、「プラグイン」をインストールしてサイトに機能を追加します。例えば、SEO対策したい場合は、「All in one SEO Pack」などのプラグインをサイトにインストールします。機能ごとに必要なプラグインは次です。
お問い合わせフォーム | Contact Form7 |
アニメーションの追加 | Ultimate Shortcodes |
スライドショーの追加 | Smart Slider / Meta Slider |
見積もりフォームの追加 | Calculated Fields Form |
SEO対策(サイトの検索エンジン最適化) | All in one SEO Pack / Yoast SEO |
WordPressで集客する
下記リンクで、WordPressを利用した集客についてまとめています。
制作会社に依頼する
ホームページ制作会社に依頼してホームページを作ってもらいます。どういったサイトを作るのかという目的に合わせて適切な提案を受けながらサイトを作ることができます。また、制作会社によっては、制作後のフォローまでしてもらえます。
制作会社に依頼する主なメリットは次です。
- 制作会社のノウハウが詰め込まれたサイトが完成する
- 完成後のフォローもお任せできる
制作会社にホームページ制作を依頼する場合次のものが必要です。
- デザイン案
- サイトを作る目的
- 予算
その他に必要なものは制作会社によって異なります。制作を依頼する際に確認しましょう。
制作会社の種類
ホームページ制作会社にもさまざまな種類が存在します。デザイン性の高いサイト制作に強い制作会社や、アクセス数(集客に強い)制作会社など、目的に合わせて制作会社を選びましょう。
制作会社の料金体制
制作会社に制作を依頼する際、料金体制は制作会社のサービス内容等によって異なります。
制作のみの会社 | 制作時のみ、お支払い |
制作後の管理も行う会社 | 制作費+管理費用 |
管理と制作を同一のものと考えている会社 | 制作費無償、管理費のみ発生 |
フリーランスに依頼する
また、ホームページ制作を行ってくれるのは会社だけではなく、フリーランスの方も存在します。フリーランスと制作会社に依頼した場合、メリットデメリットが異なります。フリーランスに依頼する主なメリットは次です。
- 営業を介さないのでコストが低くなりやすい
- フリーランスの能力によっては制作会社より高品質になる
フリーランスに制作を依頼するには
アウトソーシングサイトからフリーランスに依頼しましょう。
クラウドワークスWEB制作の依頼
下記リンクよりアウトソーシングサイトでWEB制作に関する業務を外注できます。
サイトに画像を追加する
サイトを制作する際に画像素材が必要になります。「いらすとや」や、「pixabay」などのサイトから必要な画像をダウンロードして使用しましょう。
- pixabay
- いらすとや
- ぱくたそ
ウェブサイトの種類
ウェブサイトといっても、様々な種類が存在します。どういうサイトを作るかによってHTMLを使うのか、CMSを使うのか、CMSを使う場合どのCMSを選択するのかということを考える必要があります。
ウェブサイトの種類 | 役割 |
ECサイト | ネットショッピング機能 |
コーポレートサイト | 会社などの組織の情報 |
ポータルサイト | 情報をまとめたサイト |
マッチングサイト | ユーザーがマッチングするサイト |
SNS | ソーシャルネットワークサービス |
ECサイト
ECサイトとは、ネットショッピング機能を搭載しているウェブサイトのことを言います。楽天やAmazonなどのサイトもECサイトと呼ばれます。
ECサイトを制作する際におすすめのツール(CMS)
ECサイトの構築には、以下のツール(CMS)がおすすめです。
- WordPress+WooCommerce もしくは WordPress+WelCart
- Shopify
- Base
- Wix
ECサイトを運営する際に必要な知識
- Stripeなどの決済システムの理解
- クリック率などの分析
- ABテスト(二つの画面を用意してどちらが効果的か試すこと)
コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、企業の情報などを掲載したサイトのことを言います。コーポレートサイトの制作におすすめのツールは以下です。
- WordPress
- Wix
- HTMLテンプレート
WordPressは、世界で最も使われているCMSです。サイトの制作管理が容易だという特徴があります。会社の宣伝のためにブログなどを導入する場合はWordPressの使用を推奨します。
ページ数の少ないコーポレートサイトであればWixで問題ありませんが、ページ数を増やしたい、となった際にサイトの処理が重くなる可能性があります。
HTMLテンプレートはあらかじめデザインされたサイトを公開可能です。ブログなどを実装しない場合は、HTMLテンプレートを使用することで高品質なサイトを構築できます。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、様々な情報にたどり着くための窓口となるサイトのことです。ポータルサイトの作成に向いているCMSはWordPressです。プラグインを使用してポータルサイトを作成しましょう。
マッチングサイト
マッチングサイトとは、ユーザーがマッチングするためのサイトです。WordPressを使用したマッチングサイトの作り方をご紹介しています。
SNS
SNSとは、ソーシャルネットワークサービスの頭文字です。FaceBookや、Twitterなどのサイトを言います。
ウェブサイトのアクセス数を増やす方法
ウェブサイトを作ったら、以下の方法をうまく利用してサイトの訪問者を増やしましょう。
- SEO対策
- Goole広告の出稿
- WEB広告
- MEO対策
- 名刺にホームページのURLを掲載する
- YouTube動画を作成する
- ブログを投稿する
SEO対策とは
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンでサイトが検索された時に上位表示されるよう対策することです。Google検索セントラルを参考に、サイトを検索エンジンに最適化させましょう。
Google広告とは
Google広告とは、Google LLCの運営しているGoogleやYouTubeに広告を表示させることを言います。
まとめ
WEBサイトは作って終わりではありません。適切に宣伝することで訪問者を増やしましょう。また、訪問者に適切な情報を届けられるようサイトをデザインする必要があります。