サイトタイトルは、サイト全体のタイトルを指します。ページごとにタイトルを決めることができますが、ページタイトルはページごとのタイトルなのに対し、サイトタイトルはすべてのページを含めたサイトそのもののタイトルを指します。
目次
サイトタイトルが与える影響
サイトのタイトルが、ユーザーに与えると考えられる影響は以下です。
- サイトのブランドイメージ
- Googleの検索結果の表示画面(SEO)
- 商標権
- 他
サイトのブランドイメージ
ブログ等を運営する場合、サイトのブランドイメージにサイトタイトルが関係します。野球についてのブログを運営する場合、野球関連の単語をサイトのタイトルに加えることで読者にサイトイメージを伝えることができます。
Googleの検索結果
サイトのタイトルはGoogleの検索結果に表示されます。ユーザーから見て意味の分かりやすいサイトのタイトルにすることでGoogleの検索結果にサイトタイトルが表示されたときにクリックされやすくなります。クリックされやすいサイトはGoogleの検索結果で上位表示されやすくなります。
商標権
他にはないオリジナルのサイトタイトルを商標として登録することで、権利を主張することができます。ただし、サイトのタイトルによっては、競合他社の商標権を侵害する可能性があるため、その点には留意しましょう。
サイトタイトルとページタイトルの違い
サイトタイトルは、サイト全体のタイトルのことをさし、ページタイトルはページごとのタイトルを指します。
サイトタイトルの設定
HTMLで作ったサイトでは、以下のタグにタイトルを記載し、タイトルを付けます。
<title>サイトタイトル</title>
WordPressでサイトタイトルを決める
WordPressで作ったサイトは、[ドメイン名]/wp-admin/へアクセスし、「ダッシュボード>設定」からサイトタイトルを設定します。まずは「設定>一般」画面へ遷移し、次に「サイトのタイトル」欄にサイトタイトルを入力し、サイトタイトルを設定します。
サイトタイトルの決め方
サイトのタイトルは運営するサイトによって決めます。サイトの種類としては次のものがあげられます。
- ブログ
- コーポレートサイト(企業のサイト)
- ECサイト(ネットショップ)
- 他
ブログ
運用するブログのテーマに合わせてサイトのタイトルを決定します。
コーポレートサイト
商号や屋号をサイト名にすると、会社名をGoogleで検索されたときに上位表示されるためおすすめです。例えば株式会社サンプルという会社名であれば、そのまま「株式会社サンプル」をサイトの名前に設定します。会社でサービスを運用していて、サービスに関するサイトの場合はサービス名をサイトのタイトルに設定します。
ECサイト
ECサイトとは、決済機能を搭載しているオンラインショップのことです。オンラインショップのサービス名や、オンラインショップそのものの名称、販売している商品名をサイトのタイトルに設定しましょう。
サイトタイトルを決める際に留意したいこと
どのようなジャンルのサイトであっても、サイトのタイトルを決める際は以下のことに留意しましょう。
- Googleでサイト名が検索されたときにサイトの名称が他のサイトとかぶらない
- 他社の商標権を侵害しない
- ブランドイメージが伝わるタイトルに設定すること
サイト名のオリジナリティ
サイト名が他のサイトとかぶっていると、サイト名が検索されたときに上位表示されないため、Googleの検索エンジンからマイナスの評価を受けてしまいます。Googleの検索エンジンからマイナス評価を受けるとサイトが上位表示されにくくなるため、オリジナルのサイト名を付けましょう。
商標権
取得されている商標権を侵害してはいけません。
ブランドイメージ
サイトタイトルは、読者に伝わりやすいものを選びましょう。
指名検索とドメインパワー
オリジナルのタイトルがついているサイトはGoogleで検索されたときに「指名検索」されやすくなります。指名検索を受けているサイトはGoogleの検索エンジンから評価を得るため効果的です。指名検索されるサイトはドメインパワーと呼ばれる数値が高くなります。
まとめ
サイトのタイトルはオリジナリティのあるものにしましょう。