SEO対策の学習方法についてご紹介します。
SEO対策とは、サイトをSearch Engine Optimization対策の略語です。SEO対策は、サイトをGoogleなどの検索エンジンに最適化させることをいいます。Googleはサイトを検索エンジンに最適化させるための資料を大量に提供しています。下記リンク先のGoogle検索セントラルを参考にサイトを検索エンジンに最適化させましょう。
目次
日本の検索エンジンのシェア
日本の検索エンジンのシェアを紹介します。日本の検索エンジンのシェアは、Googleが75%と最も多いシェアを誇ります。続く第二位のYahoo!も、Googleと同じ検索エンジンを使用しています。このことから、サイトを検索エンジンに最適化させることはGoogleの検索エンジン対策を行うことだと考えて問題ありません。
日本の検索エンジンのシェア(パソコン)
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
1 | 75.55% | |
2 | Yahoo! | 13.92% |
3 | bing | 9.97% |
Desktop Search Engine Market Share Japan – October 2021
日本の検索エンジンのシェア(モバイル・スマホ)
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
1 | 75.48% | |
2 | Yahoo! | 23.93% |
3 | bing | 0.22% |
Mobile Search Engine Market Share in Japan – October 2021
本で学ぶ
SEO対策について解説した本をもとにSEO対策について学びを深めます。AmazonでSEO対策について調べ、興味のある本を読みましょう。
WEBメディアで学ぶ
当ブログを含めた、さまざまなサイトがSEO対策についての詳細を紹介しています。当ブログでは、Google社が提供している資料をもとにSEO対策について詳細を紹介します。また、弊社はYoutubeチャンネルでも発信を行っています。当ブログのような、SEO対策についての紹介を行っているメディアを参考にSEO対策の学習を行いましょう。
最も効果的なSEO対策の学習メディアはGoogle検索セントラルです。しかし、Google検索セントラルは、専門的な用語も多く、SEOの専門業者でない一般的な人が学習をするにはすこし難しい点が複数散見されます。そのため、Google検索セントラルの難点である読みにくさを改善しているWEBメディアを活用することが好ましいと考えられます。Google検索セントラルの資料が理解できるのであれば、Google検索セントラル以外の資料を参考にする必要性は基本的にありません。
Google検索セントラル
Google検索セントラルは、Googleが公式に提供しているSEO対策に関する情報をまとめたサイトです。Googleの検索エンジンの仕組みや、SEO対策に関する詳細が掲載されています。SEO対策の他にも、Google Search Consoleについての記載もあります。
Google検索セントラル|Google Developers
サイトの運営
それでは、SEO対策の学習を行うために、実際にサイトを運営してみましょう。SEO対策の学習におすすめのサイト運営ツールは、WordPressです。
SEO対策の学習用にサイトを運営するといっても、ブログの記事を書きながら学習を進めることになりますので、自分が長期間続けられる、好きなコンテンツ、もしくは大学などで専門に学んでいるコンテンツをブログにして運営していくことをお勧めします。Google検索セントラルも同様に、専門的なコンテンツをわかりやすくまとめることを推奨しています。
サイトを運営して身につくスキル
- WordPress
- HTMLタグの使用
- CSS
- PHP
- MySQL
- SEO対策
- Google Analytics
- Google AdSense
- Google Search Console
サイトを運営するメリット
サイトを運営するメリットは、SEO対策の学習がはかどることだけではありません。アクセス数の多いブログであればサイトそのものを収益化することができます。また、SEO以外のスキルが身につくこともサイトを実際に運営してみるメリットだと考えられます。
サイトを運営するデメリット
サイトの運営は、アメーバブログなどのサービスを使用すれば無償ですが、WordPressを利用した場合サーバー代(年間数千円~1万円程度)、ドメイン代(年間数百円~千円程度)が必要になります。また、代金の他に、サイトを運営するためにある程度時間を確保しなくてはいけません。サイト運営初心者であれば、サイトに投稿した記事が炎上するリスクもあります。
WordPress
WordPressは、世界で最も使われているCMS(コンテンツマネジメントシステム)で、ホームページの制作管理を容易にしたフリーソフトです。わかりやすくいうと、WordPressは誰でも使える無料のホームページ制作ソフトです。SEO対策の学習は、WordPressでサイトを作成して行うことを推奨します。
WordPressでサイトを作成し、誰でも見られるようにするには、WordPressをサーバーにインストールする必要があります。サーバーは、インターネット回線に常時つながっているコンピュータを指します。常時インターネット回線につながっているコンピューターにWordPressのデータを保存し、誰でもサーバーにアクセスすることができる状態になっていれば、誰でもWordPressで作ったサイトが見られる状態にできます。そのため、WordPressでサイトを立ち上げるにはまず、サーバーを用意する必要があります。
サーバーを立ち上げると聞くと、かなり大掛かりな作業を想像するかもしれません。実際サーバーを自身で0から立ち上げるのはかなり大変でコストも発生します。
しかしながら、レンタルサーバーであれば月額数百円~千円程度で利用可能です。契約さえしてしまえば即日サーバーを利用できます。自宅にコンピュータを設置する必要もありません。
WordPressでサイトを作るために必要なもの
WordPressでサイトを作るには次のものが必要です。
- パソコン
- 画像などの素材
- ライティング能力
- タイピング能力
パソコンは、スペックが低いものでも問題ありません。画像などの素材はいらすとやや、pixabayなどのサイトからダウンロードして使用しましょう。
WordPressでブログを作る
WordPressでブログを運営し、実際にSEO対策を施し、検索順位をみることでSEO対策の学習を行いましょう。WordPressでサイトを立ち上げる手順は以下の流れです。
- レンタルサーバーを契約する
- ドメイン名を決定する
- サーバーにWordPressをインストールする
- WordPressの管理画面にログインし、必要なプラグインを導入する
- サイトをデザインする
- 投稿ページにブログを投稿する
順番に説明します。
1.レンタルサーバーを契約する
レンタルサーバーを契約しましょう。WordPressでサイトのデータをつくっても、レンタルサーバーにサイトのデータを保存し、誰でも見られる状態にしなければ意味がありません。そのため、まずはレンタルサーバーを契約します。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを選ぶ際は以下の点を考慮して選びましょう。
- 利用者数(シェア)
- サーバー(コンピュータ)のスペック
- サーバーのインターネット回線速度
- バックアップの有無
- サポートデスク
おすすめのレンタルサーバーはエックスサーバーです。日本国内シェアNo1を誇ります。以下のリンクからエックスサーバーを契約するとすぐにWordPressでサイトを制作可能です。
2.ドメイン名を決定する
レンタルサーバーを契約する際にドメインを決定します。例えばGoogleであればgoogle.comがドメインです。ドメインはインターネット上の住所情報を表します。
3.サーバーにWordPressをインストールする
レンタルサーバー会社の指示にしたがってサーバーにWordPressをインストールします。
4.WordPressの管理画面にログインして必要なプラグインを導入
WordPressは、必要な機能をプラグインのインストールによって追加します。WordPressの管理画面が以下のルートでログイン可能です。
https://www.[ドメイン名]/wp-admin
例えば、google.comというドメイン名を取得していれば、次のURLをブラウザに入力します。
https://www.google.com/wp-admin
サイトがSSL化できていない場合や、WordPressをインストールしたドメインがwwwを含んでいない場合、次のURLを試します。サイトがSSL化できていない場合はhttpsをhttpにして試しましょう。
1. http://www.google.com/wp-admin
2. http://google.com/wp-admin
プラグインのインストールは、管理画面の左側メニュー>プラグイン>プラグインの新規追加より行います。
導入を推奨するプラグイン
All in one SEO Pack もしくは Yoast SEO
WordPressで作ったサイトにSEO対策を行う場合上記のプラグインのうちどちらかを必ずインストールしてください。
5.サイトをデザインする
サイトをデザインしましょう。Google検索セントラルによると、モバイルファースト、つまりスマートフォンから見ても優れたデザイン(文字の大きさが十分で読みやすいなど)のサイトを優先するテストを行っているとのことです。モバイルファーストなデザインのサイトを構築しましょう。
また、モバイルファーストの他に、目的に合わせたデザインのサイトを構築する必要があります。
6.投稿ページにブログを投稿する
投稿ページにブログを投稿しましょう。Google検索セントラルを参考に、上位表示されやすい構造のブログを構築します。
高品質なコンテンツを提供するために、なるべく高品質で大量の情報を記述します。
まとめ
SEO対策の学習について紹介しました。検索エンジンのシェアは、Googleが最も多く、SEO対策について学ぶには、Googleの資料を参考に行うことが必要になります。また、そのほかにも本などの教材や、WEBメディアなどを活用してSEO対策について学びを深めましょう。
最も効果的なSEO対策の学習は、実際にSEO対策を行う必要のあるブログなどのサイトを自身で立ち上げて運営するということです。