サーバーとは、常にインターネットにつながっているコンピュータで、サーバーとして使われているコンピュータに対して設定やデータの保存を行うなど、様々な用途で使用することができます。レンタルサーバーは、こういったサーバーをレンタルすることが可能なサービスのことです。
そんなレンタルサーバーの具体的な使い方や用途についてまとめました。
目次
ホームページ制作
レンタルサーバーを契約する主な目的はホームページ制作です。ホームページの制作は、パソコンがあれば可能ですが、作ったホームページのデータを誰でも見られる状態にするには、レンタルサーバーなどのサーバーが必要になります。
以下の図は、サーバーとインターネットとスマホなどのデバイスの関係図です。
レンタルサーバーを使ってホームページを作るメリット
WixやShopifyなどのサービスでは、レンタルサーバーを契約せずともサービスに課金するだけで独自ドメインを設定したホームページが制作できます。しかし、あえてレンタルサーバーを契約するのはなぜなのか。
レンタルサーバーを契約してサイトを制作した場合、以下のようなメリットが得られます。
- ドメインだけ取得すれば一つのサーバーで複数のサイトを管理可能
- SEO対策されたサイトを管理することが可能
- サイトのカスタマイズ性が増す
WixなどのCMSは、サーバーの管理などをWix側が行ってしまうため、より具体的なカスタマイズができません。そのため、レンタルサーバーを契約してサイトを制作することによってよりカスタマイズされたサイトを制作することが可能です。
また、レンタルサーバーを契約してサイトを制作すると、あとで複数のサイトを制作したいとなった場合にドメインだけ取得してしまえば同じ一つのサーバーで複数のサイトを管理可能になります。
メール管理
gmailなどのサービスを使用することで、XXXX@gmail.comといったフリーメールを使用可能です。しかし、自身の管理しているサイトのメールアドレスのような独自ドメインを使用したメールアドレスを使用するにはサーバーとドメインが必要になります。
独自ドメインとは、自由に決められた文字列のドメインのことです。ドメインはインターネット上の住所を表します。
データの保存
パソコンの内部やスマートフォンの内部に保存されているデータをサーバーに保存するということも可能です。こうすることで複数のデバイスからサーバーに保存されているデータにアクセスが可能になります。また、パソコンやスマートフォンなどのストレージの容量の節約にもつながります。
レンタルサーバーの使い方
レンタルサーバーの詳細な使い方は、契約したレンタルサーバー各社の公式ホームページを確認しましょう。例えばエックスサーバーにWordPressをインストールしたい場合、「WordPress エックスサーバー」と検索します。また、エックスサーバーでメールの設定がしたい場合、「メール設定 エックスサーバーで」と検索しましょう。
エックスサーバー
エックスサーバーは月額1000円程度の価格で使用可能な日本国内シェアNo1のレンタルサーバーです。レンタルサーバーに使用を検討している場合エックスサーバーを使用しましょう。