ドメインとは、インターネット上の住所情報です。
目次
ドメインを取得するには
ドメインは、お名前ドットコムのようなレジストラやその他代理店から購入し、取得します。このように、自身で特定の文字列を希望して購入したドメインのことを「独自ドメイン」といいます。
ドメインは、レンタルサーバーと一緒に契約することがほとんどなので、契約予定のレンタルサーバー会社が提供しているドメイン取得サービスを使用する、もしくは、お名前.comでドメインとレンタルサーバーを一緒に契約する、という方法でドメインを取得します。
おすすめのドメイン取得方法
ドメインは、お名前.comから取得しましょう。
取得するドメイン名は、運営予定のサイトに関連するものにします。例えばバスケのファンブログを運営する予定の方であれば「basketball.com」などのドメインを取得します。「.com」「.net」などの違いは後述しますが、ブログを運営する場合はお好みのドメインを選択しましょう。
ドメインの価格
ドメインの価格は、ドメインごとにことなります。参考価格を表にまとめました。
ドメイン名 | 価格(年額) |
.com | 1,408円 |
.net | 1,628円 |
.jp | 3,124円 |
.info | 1,628円 |
.biz | 1,738円 |
.org | 1,628円 |
.co.jp | 4,158円 |
ドメインとSEO
SEOとは、Googleなどの検索エンジンにサイトを最適化させることです。
ドメインによってSEOに効果がある場合と、ない場合があります。サイトを多言語化させた際に、.jpであるか.usであるかなどccTLDが影響することがあります。
ジェネリック トップレベル ドメイン – Google検索セントラル
ドメインの決め方
.jpや、日本語の文字列ドメインは、Googleの検索エンジンが日本に関連するドメインであると認識します。そのため、英語などの言語にサイトを多言語化させる場合は、gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)を取得しましょう。gTLDとは、「.com」や「.net」などの国に関係なく取得可能なドメインのことです。
ドメインの決め方は、サイトのテーマと関係のあるドメインにします。例えばサッカー関連のサイトであれば「soccer.com」などのドメインを取得します。
株式会社や合同会社などの日本法人は、.co.jpドメインが一つだけ取得可能です。.co.jpは日本法人限定で取得可能なドメインであるため、日本法人であることを示したい場合に取得します。
ドメインの種類
有名なドメインの分類であるgTLD(ジェネティックトップレベルドメイン)、ccTLD(トップレベルドメイン)について紹介します。
ドメインは以下の3種類に分類され、分類によってGoogleでの検索結果(SEO)に影響を与えます。
- ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)
- ジェネリック地域トップレベル ドメイン
- ジェネリック国別コード トップレベル ドメイン
SEO上効果的だと考えられるドメインを選択し、取得しましょう。これらのドメインについての詳細は下記リンク先のGoogle検索セントラルを確認してください。
ジェネリック トップレベル ドメイン – Google検索セントラル
取得に制限のあるドメイン
ドメインの中には、誰でも取得可能なドメインと、特定の法人・団体でなければ取得できない制限のあるドメインが存在します。例えば、.co.jpは日本法人でなければ取得ができません。
ドメイン | 制約 |
.jp | 日本に住所情報がある人が取得可能 |
.co.jp | 日本法人(1法人につき1つ) |
.or.jp | 財団法人、医療法人、農業協同組合など(1組織につき1ドメイン) |
.ac.jp | 高等教育機関、学術研究機関など(1組織につき1ドメイン) |
.ed.jp | 初等中等教育機関および18歳未満を対象とした教育機関 |
.go.jp | 日本の政府機関や各省庁所管の研究所 |
Whois情報とSEO
whoisとは、登録されているドメインの情報を確認できるサービスです。下記リンクからドメインの情報を確認できます。
whois情報は、ドメインを取得する会社で情報を非公開にすることが可能ですが、情報を公開することでSEOに効果的であると考えられています。可能な限りWhois情報は公開しましょう。
サブドメイン
サブドメインとは、トップレベルドメインの前に文字列が並んでいるドメインのことです。例えば、google.comはトップレベルドメインですが、developers.google.comはサブドメインです。サブドメインの設定は、ドメインを紐づけている各サーバーから行います。
サブドメインとSEO
サブドメイン上に作成されたWordPressなどのサイトは、Googleの検索エンジンがトップレベルドメインとは別のドメインのサイト、と認識します。そのため、サブドメインにサイトを作成する場合、トップレベルドメインとは別のドメインにサイトを作ることであると認識しておきましょう。
トップレベルドメインと同一ドメインでサイトを作りたい場合、サブディレクトリ上にサイトを作ります。
まとめ
ドメインの取得方法やドメインに関する情報をまとめました。ドメインはインターネットでウェブサイトを公開する際に必ず必要になります。SEOに効果のある適切なドメインを取得し、サイトを運営しましょう。