検索エンジンとは、インターネット上の情報を検索するためのシステムを言います。例えば、Googleは最も有名な検索エンジンのひとつで、Googleで言語の翻訳から、料理のレシピ、猫の画像までさまざまなものが検索できます。
目次
世界の検索エンジン
検索エンジンのシェアをご紹介します。
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
1 | 91.67% | |
2 | bing | 2.74% |
3 | Baidu | 1.91% |
Search Engine Market Share Worldwide
世界の検索エンジンでもっともシェアが高いのは、Googleです。Bingは、Windowsで知られるMicroSoft社が提供しているポータルサイトです。Baiduは、日本ではあまりなじみのない検索エンジンですが、中国で最もシェアの多い検索エンジンです。中国人の人口が多いことから、世界第3位の検索エンジンとして知られます。
日本の検索エンジンのシェア
日本の検索エンジンのシェアです。
Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share
1 | 75.48% | |
2 | Yahoo! | 19.48% |
3 | bing | 4.59% |
Search Engine Market Share Japan
世界の検索エンジンのシェアと同じく、日本もGoogleのシェアが最も高いです。Yahoo!はGoogleと同じ検索エンジンを使用しています。
検索エンジンの仕組み
このページでは、日本、世界、どちらでもシェアが圧倒的に高いGoogleの検索エンジンの仕組みについて説明します。Googleは検索エンジンの仕組みを自社の公式サイトで公開しています。下記リンクの資料を参考に本ページを作成しました。
Googleの検索エンジン
Googleの検索エンジンは、次の手順によってサイトのページを検索結果に表示させます。
- クロール
- インデックス
- 検索結果の表示(ランキング)
詳細を解説します。
クロール
クロールとは、クローラと呼ばれるGooglebotがウェブを検索し、新しく作成されたページや、更新されたページを検出するすることです。クロールを経てページがインデックスされます。インデックスについての詳細は次のトピックで説明します。
インデックス
インデックスとは、クローラが検出した新しいページや更新されたページをGoogleインデックスに登録する過程のことです。Googleインデックスに登録されたページがGoogleで検索された際に検索結果に表示されます。
検索結果の表示(ランキング)
Googleは、ユーザーが検索を行った際に、最も最適だと考えられる検索結果をユーザーに表示します。最適な検索結果をユーザーに表示させるために、ユーザーの所在地、言語、デバイス(パソコンやスマホ)の検出などさまざまな要素を考慮します。つまり、どのようなユーザーが検索を行っているかという情報によって検索結果が異なるよう設計されています。
ランキングとは、ページが検索された検索結果の順位付けのことを指します。
まとめ
検索エンジンのシェアは、日本、世界、ともにGoogleが最も多く使用されています。Googleの検索エンジンの仕組みは、まず、クロールによってサイトのページを検出し、Googleインデックスに検出したサイトを登録します。インデックスに登録されたページの中から、Google検索したユーザーに合わせて適切なページを表示させる、という仕組みになっています。