パーマリンクとは、サイトのページごとに設定されているURLです。このページであれば、URLの「permalink」がパーマリンクに該当します。パーマリンクを適切に設定することで、サイトをより有効に運用することができます。また、パーマリンクの設定は、Googleの検索エンジンに影響を与え、特定のページが上位表示させるよう対策する際(SEO対策)に有効です。
https://www.websitefactory.jp/permalink/ ※当ページのURL
目次
Googleが推奨しているパーマリンク
パーマリンクについて、Googleは以下のように言及しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
シンプルな URL 構造を維持する – Google検索セントラル
URLの構造をシンプルにするために、パーマリンクはわかりやすく設定しましょう。Googleが推奨しているパーマリンクの設定は次です。
推奨例
http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation
非推奨例
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1
Googleがパーマリンクについて言及していることからわかるように、パーマリンクの設定は、Googleの検索エンジンで上位表示されるために重要な要素です。
パーマリンクの設定(WordPress)
WordPressのパーマリンクの設定は、以下の手順で行います。
- WordPressの管理画面にログイン
- 「設定」を選択
- 「パーマリンクの設定」画面に遷移
この画面でパーマリンクの設定を行います。推奨されるパーマリンクは半角英数字の文字列です。上述したGoogleの推奨しているパーマリンクを設定しましょう。
記事ごとのパーマリンク
パーマリンクは記事ごとに設定します。ページ右上にある歯車ボタンをクリックしてページの設定を表示し、「パーマリンク」と書かれている場所に文字列を入力することでパーマリンクを設定可能です。
日本語のパーマリンク
日本語をパーマリンクに設定することは避けましょう。日本語をパーマリンクに設定した場合、ブラウザ上では日本語として認識されますが、プラグラム上では「%50%29…」などといった文字列に変換されて認識され、これはGoogleの推奨しているパーマリンクではなくなります。
記事公開後のパーマリンクの変更
記事を公開してしまったあとでもパーマリンクの変更は可能ですが、以下の点に留意する必要があります。
- パーマリンクが変更されるとGoogleからのページの評価がリセットされる
- 同じ記事が存在すると検索エンジンが認識し、SEO上マイナスになることがある
これらの欠点を解決するには、パーマリンクを変更しても問題ないようにするためにリダイレクトを設定する必要があります。
ページのリダイレクト
リダイレクトとは、特定のURLにアクセスしたときに別のURLにもう一度改めてアクセスしなおすことを指します。
WordPressでリダイレクトを設定するには「Redirection」というプラグインをインストールします。
まとめ
パーマリンクについてまとめました。パーマリンクはSEOにも影響を及ぼすので適切に設定しましょう。また、パーマリンクを既に設定していて変更したい場合はリダイレクトの設定を行います。